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第3学年 理科の学習指導要領を比較
1. 目 標
【旧学習指導要領】
(1) 身近に見られる動物や植物を比較しながら調べ、見いだした問題を興味・関心をもって追究する活動を通して、生物を愛護する態度を育てるとともに、生物の成長のきまりや体のつくり、生物同士のかかわりについての見方や考え方を養う。←(注) 新(2)へ
(2) 光、電気及び磁石を働かせたときの現象を比較しながら調べ、見いだした問題を興味・関心をもって追究する活動を通して、光、電気及び磁石の性質についての見方や考え方を養う。
(3) 日なたと日陰の地面を比較しながら調べ、見いだした問題を興味・関心をもって追究する活動を通して、太陽と地面の様子との関係についての見方や考え方を養う。←(注) 新(2)へ
(1) 身近に見られる動物や植物を比較しながら調べ、見いだした問題を興味・関心をもって追究する活動を通して、生物を愛護する態度を育てるとともに、生物の成長のきまりや体のつくり、生物同士のかかわりについての見方や考え方を養う。←(注) 新(2)へ
(2) 光、電気及び磁石を働かせたときの現象を比較しながら調べ、見いだした問題を興味・関心をもって追究する活動を通して、光、電気及び磁石の性質についての見方や考え方を養う。
(3) 日なたと日陰の地面を比較しながら調べ、見いだした問題を興味・関心をもって追究する活動を通して、太陽と地面の様子との関係についての見方や考え方を養う。←(注) 新(2)へ
【現行学習指導要領】
(1) 物の重さ、風やゴムの力並びに光、磁石及び電気を働かせたときの現象を比較しながら調べ、見いだした問題を興味・関心をもって追究したりものづくりをしたりする活動を通して、それらの性質や働きについての見方や考え方を養う。←(注) 現行の(2)にブラスα
(2) 身近に見られる動物や植物、日なたと日陰の地面を比較しながら調べ、見いだした問題を興味・関心をもって追究する活動を通して、生物を愛護する態度を育てるとともに、生物の成長のきまりや体のつくり、生物と環境とのかかわり、太陽と地面の様子との関係についての見方や考え方を養う。←(注) 現行の(1)と(3)を統合
2. 内 容
(1) 物の重さ、風やゴムの力並びに光、磁石及び電気を働かせたときの現象を比較しながら調べ、見いだした問題を興味・関心をもって追究したりものづくりをしたりする活動を通して、それらの性質や働きについての見方や考え方を養う。←(注) 現行の(2)にブラスα
(2) 身近に見られる動物や植物、日なたと日陰の地面を比較しながら調べ、見いだした問題を興味・関心をもって追究する活動を通して、生物を愛護する態度を育てるとともに、生物の成長のきまりや体のつくり、生物と環境とのかかわり、太陽と地面の様子との関係についての見方や考え方を養う。←(注) 現行の(1)と(3)を統合
【旧学習指導要領】
A 生物とその環境
(1) 身近な昆虫や植物を探したり育てたりして、成長の過程や体のつくりを調べ、それらの成長のきまりや体のつくり及び昆虫と植物とのかかわりについての考えをもつようにする。
ア 昆虫の育ち方には一定の順序があり、成虫の体は頭、胸及び腹からできていること。
イ 植物の育ち方には一定の順序があり、その体は根、茎及び葉からできていること。
ウ 昆虫には植物を食べたり、それをすみかにしたりして生きているものがいること。 (注) ウは新では削除
B 物質とエネルギー
(1) 鏡などを使い、光の進み方や物に光が当たったときの明るさや暖かさを調べ、光の性質についての考えをもつようにする。←(注) 新「A物質・エネルギー」の(3)へ
ア 日光は集めたり反射させたりできること。
イ 物に日光を当てると、物の明るさや暖かさが変わること。
(2) 乾電池に豆電球などをつなぎ、電気を通すつなぎ方や電気を通す物を調べ、電気の回路についての考えをもつようにする。←(注) 新「A物質・エネルギー」の(5)へ
ア 電気を通すつなぎ方と通さないつなぎ方があること。
イ 電気を通す物と通さない物があること。
(3) 磁石を使い、磁石に付く物や磁石の働きを調べ、磁石の性質についての考えをもつようにする。←(注) 新「A物質・エネルギー」の(4)へ
ア 物には、磁石に引き付けられる物と引き付けられない物があること。また、磁石に引き付けられる物には、磁石に付けると磁石になる物があること。
イ 磁石の異極は引き合い、同極は退け合うこと。
C 地球と宇宙
(1) 日陰の位置の変化や、日なたと日陰の地面の様子を調べ、太陽と地面の様子との関係についての考えをもつようにする。←(注) 新「B生命・地球」の(3)へ
ア 日陰は太陽の光を遮るとでき、日陰の位置は太陽の動きによって変わること。
イ 地面は太陽によって暖められ、日なたと日陰では地面の暖かさや湿り気に違いがあること。
A 生物とその環境
(1) 身近な昆虫や植物を探したり育てたりして、成長の過程や体のつくりを調べ、それらの成長のきまりや体のつくり及び昆虫と植物とのかかわりについての考えをもつようにする。
ア 昆虫の育ち方には一定の順序があり、成虫の体は頭、胸及び腹からできていること。
イ 植物の育ち方には一定の順序があり、その体は根、茎及び葉からできていること。
ウ 昆虫には植物を食べたり、それをすみかにしたりして生きているものがいること。 (注) ウは新では削除
B 物質とエネルギー
(1) 鏡などを使い、光の進み方や物に光が当たったときの明るさや暖かさを調べ、光の性質についての考えをもつようにする。←(注) 新「A物質・エネルギー」の(3)へ
ア 日光は集めたり反射させたりできること。
イ 物に日光を当てると、物の明るさや暖かさが変わること。
(2) 乾電池に豆電球などをつなぎ、電気を通すつなぎ方や電気を通す物を調べ、電気の回路についての考えをもつようにする。←(注) 新「A物質・エネルギー」の(5)へ
ア 電気を通すつなぎ方と通さないつなぎ方があること。
イ 電気を通す物と通さない物があること。
(3) 磁石を使い、磁石に付く物や磁石の働きを調べ、磁石の性質についての考えをもつようにする。←(注) 新「A物質・エネルギー」の(4)へ
ア 物には、磁石に引き付けられる物と引き付けられない物があること。また、磁石に引き付けられる物には、磁石に付けると磁石になる物があること。
イ 磁石の異極は引き合い、同極は退け合うこと。
C 地球と宇宙
(1) 日陰の位置の変化や、日なたと日陰の地面の様子を調べ、太陽と地面の様子との関係についての考えをもつようにする。←(注) 新「B生命・地球」の(3)へ
ア 日陰は太陽の光を遮るとでき、日陰の位置は太陽の動きによって変わること。
イ 地面は太陽によって暖められ、日なたと日陰では地面の暖かさや湿り気に違いがあること。
【現行学習指導要領】
A 物質・エネルギー
(1) 物と重さ←(注) 「(1) 物と重さ」=追加
粘土などを使い、物の重さや体積を調べ、物の性質についての考えをもつことができるようにする。
ア 物は、形が変わっても重さは変わらないこと。
イ 物は、体積が同じでも重さは違うことがあること。
(2) 風やゴムの働き←(注) 「(2) 風やゴムの働き」=追加
風やゴムで物が動く様子を調べ、風やゴムの働きについての考えをもつことができるようにする。
ア 風の力は、物を動かすことができること。
イ ゴムの力は、物を動かすことができること。
(3) 光の性質←(注) 現行「B物質とエネルギー」の(1)より
鏡などを使い、光の進み方や物に光が当たったときの明るさや暖かさを調べ、光の性質についての考えをもつことができるようにする。
ア 日光は集めたり反射させたりできること。
イ 物に日光を当てると、物の明るさや暖かさが変わること。
(4) 磁石の性質←(注) 現行「B物質とエネルギー」の(3)より
磁石に付く物や磁石の働きを調べ、磁石の性質についての考えをもつことができるようにする。
ア 物には、磁石に引き付けられる物と引き付けられない物があること。また、磁石に引き付けられる物には、磁石に付けると磁石になる物があること。
イ 磁石の異極は引き合い、同極は退け合うこと。
(5) 電気の通り道←(注) 現行「B物質とエネルギー」の(2)より
乾電池に豆電球などをつなぎ、電気を通すつなぎ方や電気を通す物を調べ、電気の回路についての考えをもつことができるようにする。
ア 電気を通すつなぎ方と通さないつなぎ方があること。
イ 電気を通す物と通さない物があること。
B 生命・地球
(1) 昆虫と植物←(注) 現行の「A生物とその環境」の(1)より
身近な昆虫や植物を探したり育てたりして、成長の過程や体のつくりを調べ、それらの成長のきまりや体のつくりについての考えをもつことができるようにする。
ア 昆虫の育ち方には一定の順序があり、成虫の体は頭、胸及び腹からできていること。
イ 植物の育ち方には一定の順序があり、その体は根、茎及び葉からできていること。 (2) 身近な自然の観察←(注) 「(2)身近な自然の観察」=追加
身の回りの生物の様子を調べ、生物とその周辺の環境との関係についての考えをもつことができるようにする。
ア 生物は、色、形、大きさなどの姿が違うこと。
イ 生物は、その周辺の環境とかかわって生きていること。
3. 内容の取扱い
A 物質・エネルギー
(1) 物と重さ←(注) 「(1) 物と重さ」=追加
粘土などを使い、物の重さや体積を調べ、物の性質についての考えをもつことができるようにする。
ア 物は、形が変わっても重さは変わらないこと。
イ 物は、体積が同じでも重さは違うことがあること。
(2) 風やゴムの働き←(注) 「(2) 風やゴムの働き」=追加
風やゴムで物が動く様子を調べ、風やゴムの働きについての考えをもつことができるようにする。
ア 風の力は、物を動かすことができること。
イ ゴムの力は、物を動かすことができること。
(3) 光の性質←(注) 現行「B物質とエネルギー」の(1)より
鏡などを使い、光の進み方や物に光が当たったときの明るさや暖かさを調べ、光の性質についての考えをもつことができるようにする。
ア 日光は集めたり反射させたりできること。
イ 物に日光を当てると、物の明るさや暖かさが変わること。
(4) 磁石の性質←(注) 現行「B物質とエネルギー」の(3)より
磁石に付く物や磁石の働きを調べ、磁石の性質についての考えをもつことができるようにする。
ア 物には、磁石に引き付けられる物と引き付けられない物があること。また、磁石に引き付けられる物には、磁石に付けると磁石になる物があること。
イ 磁石の異極は引き合い、同極は退け合うこと。
(5) 電気の通り道←(注) 現行「B物質とエネルギー」の(2)より
乾電池に豆電球などをつなぎ、電気を通すつなぎ方や電気を通す物を調べ、電気の回路についての考えをもつことができるようにする。
ア 電気を通すつなぎ方と通さないつなぎ方があること。
イ 電気を通す物と通さない物があること。
B 生命・地球
(1) 昆虫と植物←(注) 現行の「A生物とその環境」の(1)より
身近な昆虫や植物を探したり育てたりして、成長の過程や体のつくりを調べ、それらの成長のきまりや体のつくりについての考えをもつことができるようにする。
ア 昆虫の育ち方には一定の順序があり、成虫の体は頭、胸及び腹からできていること。
イ 植物の育ち方には一定の順序があり、その体は根、茎及び葉からできていること。 (2) 身近な自然の観察←(注) 「(2)身近な自然の観察」=追加
身の回りの生物の様子を調べ、生物とその周辺の環境との関係についての考えをもつことができるようにする。
ア 生物は、色、形、大きさなどの姿が違うこと。
イ 生物は、その周辺の環境とかかわって生きていること。
【旧学習指導要領】
(1) 内容の「A 生物とその環境」の(1)については、次のとおり取り扱うものとする。
ア ア及びイについては、飼育、栽培を通して行うこと。また、昆虫及び植物については、それぞれ、2種類又は3種類扱うこと。
イ アについては、幼虫の体のつくりは扱わないこと。また、成虫の体のつくりを調べるとき、人の目などを感覚器官と対比して扱うようにすること。
ウ イの「植物の育ち方」については、夏生一年生の双子葉植物のみを扱うこと。
(2) 内容の「B 物質とエネルギー」の指導に当たっては、3種類程度のものづくりを行うものとする。
(3) 内容の「C 地球と宇宙」の(1)のアの「太陽の動き」については、太陽が東から西に動くことを取り扱うものとする。また、太陽の動きを調べるときの方位は東、西、南、北ととどめるものとする。
(1) 内容の「A 生物とその環境」の(1)については、次のとおり取り扱うものとする。
ア ア及びイについては、飼育、栽培を通して行うこと。また、昆虫及び植物については、それぞれ、2種類又は3種類扱うこと。
イ アについては、幼虫の体のつくりは扱わないこと。また、成虫の体のつくりを調べるとき、人の目などを感覚器官と対比して扱うようにすること。
ウ イの「植物の育ち方」については、夏生一年生の双子葉植物のみを扱うこと。
(2) 内容の「B 物質とエネルギー」の指導に当たっては、3種類程度のものづくりを行うものとする。
(3) 内容の「C 地球と宇宙」の(1)のアの「太陽の動き」については、太陽が東から西に動くことを取り扱うものとする。また、太陽の動きを調べるときの方位は東、西、南、北ととどめるものとする。
【現行学習指導要領】
(1) 内容の「A 物質・エネルギー」の指導に当たっては、3種類以上のものづくりを行うものとする。
(2) 内容の「B 生命・地球」の(1)については、次のとおり取り扱うものとする。
ア ア及びイについては、飼育、栽培を通して行うこと。
イ イの「植物の育ち方」については、夏生一年生の双子葉植物を扱うこと。
(3) 内容の「B 生命・地球」の(3)のアの「太陽の動き」については、太陽が東から南を通って西に動くことを取り扱うものとする。また、太陽の動きを調べるときの方位は東、西、南、北を扱うものとする。
(1) 内容の「A 物質・エネルギー」の指導に当たっては、3種類以上のものづくりを行うものとする。
(2) 内容の「B 生命・地球」の(1)については、次のとおり取り扱うものとする。
ア ア及びイについては、飼育、栽培を通して行うこと。
イ イの「植物の育ち方」については、夏生一年生の双子葉植物を扱うこと。
(3) 内容の「B 生命・地球」の(3)のアの「太陽の動き」については、太陽が東から南を通って西に動くことを取り扱うものとする。また、太陽の動きを調べるときの方位は東、西、南、北を扱うものとする。
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