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モチベーショントーク(若き講師へ)
近頃、スポーツ界で「モチベーション」という言葉が多く使われるようになったからか、教育業界でも「モチベーショントーク」が隆盛している。コーチング技能としても必須の内容かもしれない。
そこで、教師が、勉強に対する意欲喚起をはかる上にも動機付けの話をすることは、決して悪いことではない。
しかし、私から見れば「モチベーショントークもどき(・・・)」、下手をすると「マスターベーショントーク」がほとんどと言える。ひどい場合は、「俺が小学生の時は・・・・」と教師の生い立ちまで聞かされる。
そんな小手先の小話より、授業でしっかり指導し、生徒が理解できたときにオーバーアクションで誉めることの方が未熟なモチベーショントークに優ることがわからないとは。先生と呼ばれる人種ほど「裸の王様」が多い所以である。
生徒に成り代わって言いたい。「馬鹿野郎!!早く授業を始めて、成績を上げてくれ!」と。
(2008.03.25)あまのじゃく
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